先週の12日から世界中に広がり始めたランサムウェア「WannaCry」の
大規模なサイバー攻撃が世界各地で相次いつぎ150か国で20万件以上の被害が出ています。

ウィルスに感染したイギリスの病院ではパソコンのシステムがダウンし
患者のデータにアクセス出来なくなってしまったそうです。

ランサムウェアとはデータを人質にし身代金を要求するウィルスの事で
感染するとパソコンのデータが暗号化し閲覧や開封が出来なくなります。

身代金を支払ってもデータが復旧される保証はないんですって

感染してしまったら国の情報処理推進機構IPAにご相談ください。

添付されたファイルやURLを開くとウィルスに感染するように仕込んだメールは
この画像のように送ってきます。

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(引用:https://www.otsuka-shokai.co.jp/erpnavi/it-infrastructure/security/ransomware/

サイバー攻撃は受信者のフルネームや役職などを事前に調べ
差出人の名前も有名な企業や受信者の知り合いに装い
興味をそそるような内容で送ってきます。

まるで本物のメールのようですがよーく見てみると所々おかしい点があります!
・フリーメールの利用。(企業のメールはフリーメールをあまり使いません)
・文章、漢字や日本語が変。
・ファイルの拡張子が「.exe」

など上記の事をチェックし添付ファイルをすぐ開けない癖をつけましょう。
もしご自分で判断出来ない場合は差出人に電話しメールの内容を確認して頂くのが1番だそうです。
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被害を受けているパソコンはwindowsのサポートが切れた古いOSを使用している
パソコンやサーバですのでウィルス対策ソフトは常に最新状態に保つことが大切です。

パソコンだけではなくスマホも狙われていますので日々気をつけていきましょう。